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インドネシアにおけるIT(携帯)市場の最新動向2011-その1

弊社ブログ【海外事情あれこれ】内のインドネシアIT(携帯)関係の記事をアーカイブとしてまとめました。(http://hello-g.jugem.jp/

「インドネシアの携帯市場について」「インドネシアのEC市場について」の資料の更新情報として参照いただければ幸いです。

(政井: masai@hello-global.com

タブレットが人気(12/25/2011)

クリスマスはインドネシアで商業主義的なイベントになっていると思えるが、そのひとつの現れが、"Wish List"、つまりホリデーシーズンのプレゼントだ。

今年の傾向は、"スマートフォン"と"タブレット"らしく、Plaza Indonesiaなどの高級モール内のショップでは、通常の時期と比較して3?4倍(通常50個/月程度なのが、200個/月まで上がる)にもなるとのこと。

タブレットで一番人気は、iPadではなく、サムソンのGalaxyで、やはり価格面が大きいのかと思える。

Linkedin、インドネシア語サイトを開設(12/23/2011)

プロフェッショナル間のSNSとして知られているLinkedinがインドネシア語版ウェブを開設した。
http://id.linkedin.com/

Linkedinは2003年に開設以来、世界各国約200ヶ国で、約1.35億人のメンバーを有している。 しかしながら、インドネシアではこれまで、80万人しかメンバーがおらず、他のBRICs諸国(インド:1200万メンバー、中国:200万メンバー、ブラジル:600万メンバー)と比較して非常に少ない状態であった。

Linkedinはfacebookのインドネシアでの人気もあり、今回のインドネシア語版サイトの開設で、一気にメンバーを増やしたい意向。

ブラックベリーを巡る駆け引きはさらに加熱(12/16/2011)

ブラックベリーを運営するRIM社とインドネシア政府のサーバーを巡る駆け引きはさらに加熱しそうな様相を呈している。

ブラックベリーメッセンジャー(BBM)とネットサービスは、インドネシア(特にジャカルタ)では、多数の人が利用しており、現在、全てのBBMはカナダの サーバーを経由してやりとりされている。しかしインドネシア政府は、これら情報のセキュリティなども含めて、国内で、それらを管理できる(場合によっては 閲覧)ようにサーバーなどの設置をRIM社に求めてきている。
RIM社は、インドネシア政府とは継続して話し合いをしているが、政府からは何ら具体的なアドバイスももらっていないとコメントしている。

インドネシア政府は、国内設置への要求にもかかわらず、シンガポールにルーターを設置したことにより、国内でのBBMの停止もあり得るとしており、益々混迷を深めそうである(Jakarta Post紙より)。

インドネシア大学生の月額通信使用料(12/13/2011)

大学生10人(中間層)へのインタビューによると、月額の小遣いは、平均5000?10000円程度。
携帯の月額通信料は、約500?1500円程度。

Blackberryメッセンジャー禁止の危機??(12/12/2011)

Jakarta Post紙によると、Blackberryを運営しているResearch In Motion (RIM)社に対して、サービスやセキュリティ面の向上のために、インドネシア国内にサーバーを設置することを求めているが、RIM社側は、シンガポール での設置を検討中で、最終的にそういった選択になった場合、インドネシアの通信規制委員会(The Indonesian telecommunication Regulation Body【BRTI】)は、インドネシア国内でのBBM(ブラックベリーメッセンジャー)を禁止という強権を発動する可能性もあるとのこと。

よく知られているように、ブラックベリーはインドネシアでは非常に人気で(特にビジネスマンの間)、BBMは個人的のみならず、ビジネスなどでも非常に活用されている。
こ れらを一気に禁止すれば、社会への影響は相当なものであると思われるので、RIM社から譲歩を引き出すための"脅し"的な意味ではないかと思われるが、先 だって、Premium SMSを一気に禁止したという"前例"もあることから、あながち起こりえないことでもない。。。

今後のインドネシアの携帯市場において非常に大きな影響を与えそうな事柄なので、しばし動向を注視する必要がありそうだ。

インドネシアでは、TVよりインターネットをさらに利用する傾向(12/06/2011)

約1000人へのアンケート調査結果(Decisionfuel等による)によると、約36%(約4000万人)の人が、携帯からインターネットへ一日あたり約5時間程度アクセスしており、TVを視聴する人(約27%)より多い傾向にあるとのこと。

しかも、約4000万人のうち約82%の人が、PCではなく携帯からのインターネットへのアクセスが主要な方法となっており、やはりfacebook、TwitterなどのSNSの利用が圧倒的に多い。

インドネシアへの携帯機器本体の輸入が27%増加(12/08/2011)

今年の第三四半期におけるイ ンドネシアへの携帯機器本体の輸入が27%増加(約1200万台)した。それらのうち、約90%は、スマートフォンではなく、NOKIA、Cross、 Nexianなどの通常の携帯電話。特に100ドル以下のデュアルシム型が多い。スマートフォンは約5%の伸びであるが、2012年には、低価格のアンド ロイド携帯の普及により68%程度増加するのではと、IDCでは予測している。

BCA銀行、Blackberry上でオンラインバンキングサービスを開始(11/26/2011)

インドネシアで最大大手銀行のひとつであるBCA(Bank Central Asia)は、今年の10月からBlackberry上でのオンラインバンキングサービスを提供している。

現在、約1000万人の同行ユーザーのうち、約半数の500万人がモバイルバンキングを利用しているとのことで、今後さらなる増加が見込まれること、さらには人気のBlackberryでサービスを提供することで、より一層の囲い込みが狙い。

同行は現在、911支店をもち、7700のATMをもっている。

ガルーダ航空、さらなるオンライン販売を予定(11/25/2011)

インドネシアの国営航空会社であるガルーダ航空は、今後5年間の間に、現在、売上高の12%であるオンラインでのチケット販売を60%にまであげたいとの意向を持っている。

オンライン予約にすれば、乗客は出発の4時間前までチケットの購入が可能になったり、複数航路のチケットを購入できるようになる。

今年ガルーダ航空は、約1700万人の乗客を運ぶと推定されており、それを2015年までには、3500万人まで増加させるのがターゲットとなっている。

インドネシアにおけるPC普及率(11/18/2011)

インドネシア統計局の 2011年8月発表資料によると、各家庭におけるデスクトップPCの普及率は、ジャカルタでは、2008年:21.5%、2009年:20.4%、 2010年:18.5%となっており、なんと普及率は下がっている。一方ラップトップPCは、2008年:11.6%、2009年:15.7%、2010 年:16.5%と普及率は上がっている。全国平均では、デスクトップPCが7.5%、ラップトップPCが6.4%と思ったより低い。

インドネシアのネットサーフィン、一日2時間(11/16/2011)

Nielsenの調査によると、インドネシアでは、一日平均2時間、週では14時間、インターネット(サーフィング)を活用しているとのこと。

これは、TVの視聴時間(平均20時間18分/週)に迫る数字で、益々ネットの利用率が上がっていることが分かる。さらに、インターネットへの接続は、 73%が携帯からとの結果で、アンドロイドやBlackberryのさらなる普及により、PCベースではない独特の携帯文化が形成されつつあるように思える。

調査は、ジャカルタや地方都市を含めた12地域で、2400人を対象に実施されたとのこと

地域的には、やはりジャカルタが一番高く、次が、ジャワ島のジョグジャカルタ地域の15.7%(デスクトップ、ラップトップ共に)、一番低いのは、チモール島のヌサ・テンガラ地域の3.4%(デスクトップ、ラップトップ共に)である。

Telkomselスト突入か?(11/10/2011)

インドネシア最大の携帯事業 者であるtelkomselの労組は、会社側が要求をのまない場合、ストに突入する姿勢をみせている。主な労組側の要求は、健康保険の社員への提供、 2008年より上がっていない給与の改定、社員に携帯電話の貸与、さらに住居費補助、車購入費補助、である。

インドネシアはブラジル同 様、労組の力が強く、労使問題は現地企業にとって大きな課題の一つ。一方で、成長する経済を支えていくためにさらなる労働力が求められている、特に能力の ある技術者やホワイトカラーは不足気味で、他社から引き抜くために、魅力的なインセンティブがオファーされたりしている。

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